【歴史と風情を今に残す】松戸の名所「矢切の渡し」|東京と千葉をつなぐ江戸川の渡し舟体験
松戸市の名所「矢切の渡し」は、江戸川に浮かぶ昔ながらの渡し舟。江戸時代から続く歴史ある風情と、東京葛飾との県境に位置する自然豊かな景色が楽しめます。週末の小旅行や家族のお出かけにぴったりの松戸観光スポットをご紹介!
松戸市と東京都葛飾区の県境を流れる江戸川。その川面をゆっくりと進む一艘の舟、それが「矢切の渡し(やぎりのわたし)」です。江戸時代より続くこの渡し舟は、今なお現役で運行されており、日本でも数少ない「人力で動く渡し船」として観光名所になっています。
かつては住民の生活の足として、今では観光と地域文化の象徴として、人々に親しまれ続けています。
🏞️ 江戸川の自然と風景を満喫する非日常体験
「矢切の渡し」の魅力は、そののどかな風景と静かな時間の流れにあります。舟に乗り、川を渡る数分間、目の前に広がるのはビル群とは無縁の、広々とした空と流れる川の音だけ。ときには白鷺が飛び交い、岸辺には季節の花が咲き乱れます。
春には桜、夏には緑と川風、秋には黄金色のススキ、そして冬には静けさが心を癒してくれます。季節ごとの表情を楽しめるのも、矢切の渡しの大きな魅力のひとつです。
🎵 文学・音楽・映画に残る「矢切の渡し」
このスポットは単なる渡し舟ではありません。「矢切の渡し」の名前を一躍有名にしたのは、細川たかしの演歌「矢切の渡し」です。1983年の大ヒットにより全国的に知られ、多くの人々がこの地に足を運ぶきっかけとなりました。
また、映画やドラマのロケ地にもなっており、松戸と葛飾の間に流れるこの川は、物語の舞台として多くの人の心を動かしてきました。
🚶 アクセスと利用案内
■ スポット情報
- 名称:矢切の渡し(やぎりのわたし)
- 所在地:千葉県松戸市矢切/東京都葛飾区柴又(江戸川沿い)
- 営業時間:
-
【3月中旬〜11月】毎日 10:00〜16:00
-
【12月〜3月上旬】土日祝・年始(1/1〜1/7)10:00〜16:00
-
- 定休日:荒天時は運休/その他不定休あり ※要電話確認
- 料金:中学生以上 200円、小人(4歳〜小学生)100円
- 電話番号:047-363-9357
- 最寄駅:
-
北総線「矢切駅」より徒歩約20分
-
JR常磐線・新京成線「松戸駅」からバス利用も可能
-
※渡し舟は片道運航のため、復路は徒歩や公共交通機関での移動となります。ご注意ください。
👨👩👧👦 ファミリー・デート・歴史探訪にもぴったり
矢切の渡しは、カップルのデートコースやファミリーのお出かけにも人気。特に晴れた週末には、親子連れや観光客でにぎわいます。近くには柴又帝釈天(東京都葛飾区)や、松戸側には二十世紀梨記念館「なし坊の館」などもあり、1日かけてゆっくり巡るのもおすすめ。
舟で渡るというちょっとした“冒険気分”もあり、子どもたちにも大人気のアクティビティです。
📸 写真映えスポットとしても大人気!
舟のシルエット、川面に映る空、柴又や松戸の街並みを背景にした写真は、SNS映え抜群。最近ではInstagramやX(旧Twitter)などでも「#矢切の渡し」で多くの投稿が見られます。
着物レンタルをして和装で渡し舟に乗るという体験も、特に若者や外国人観光客に人気です。
🍡 周辺グルメ・お土産情報
松戸側には地元銘菓「矢切の渡し舟」(峰月製)など、観光にぴったりなお土産も充実。柴又側に出れば、老舗の団子屋やレトロな喫茶店もあり、舟を降りたあとも楽しみが続きます。
また、川沿いにはベンチや芝生もあり、ピクニック気分でお弁当を広げるのもおすすめです。
🌸 Tokumap編集部からのメッセージ
「矢切の渡し」は、ただの“交通手段”ではありません。それは松戸と葛飾を結ぶ“文化の架け橋”であり、現代人に必要な“ゆっくりとした時間”を提供してくれる貴重な体験です。
松戸に住む人も、初めて訪れる人も、この場所に立てば誰もがちょっと昔の日本にタイムスリップしたような気持ちになります。日々の忙しさを忘れ、静かに流れる江戸川の風とともに、心をリセットしてみませんか?
📌 関連リンク(Tokumap松戸内)
この記事に共感したらリアクションしてね!
いいね
0
残念
0
応援
0
面白い
0
驚き
0
しんみり
0
ビックリ
0